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久しぶりになってしまいました

お久しぶりです。

この一週間で僕の人生が少し変わりました。

今日はその話をしたいと思います。

決していい話ではありません。

 

先週の月曜日、4月7日。

約10年間付き合いのあった友人がなくなりました

21歳という若さで。

 

彼とは中学からの付き合いで、家も近く高校、大学と進んでからもサッカーをしたり、飲みに行ったり、たまたま道で会ったら、まるで中学生の頃に戻ったかのように笑いながら話したりしていました。

 

彼は留学の下見でアイルランドに渡り、亡くなる前日に日本に帰国したそうです。

詳しくは聞いていないので分からないのですが、死因は向こうで感染した「人食いバクテリア」。

 

高熱に激しい体の痛みがその症状と言われています。

日本での感染者は年に100~200と少なく、知らない人も多いのではないかと思います。

主には傷口からの感染で、感染してから短時間で発熱、体の痛みなどの症状が現れるそうです。

なぜ彼が病院に行かなかったのかはわかりません。帰国間近だったからかもしれないし、たんに風邪をひいたと思っただけだからかもしれません。もしかしたら向こうの保険に入っていなかったため、ためらわれたのかもしれません。

この感染症での致死率は30%。決して高くはありませんが低くもなく、抗生物質の投与や手術によって回復が見込めるとのことです。

 

結果論的な話ではありますが、もしも彼が感染して間もないころに治療を受けていたら、今頃はまたみんなで笑えていたのではないかと考えると、胸が苦しくなる思いです。

 

彼は人間として100点満点でした。

運動をやらせれば何でもこなし、勉強はできなかったけど、人たらしで誰からも愛されて、格好良かったから女子からはモテモテ。

自分がいかにちっぽけか日々痛感させられるような人だったのに、嫌みなところはなく、どんな人にも笑顔で接することができる。

やさしさに手足が生えたような人でした。

 

僕はそんな彼を羨みを越えて尊敬していました。

 

それなのに彼は、久し振りに会うとこんな僕に

「お前は本当にすごいやつだよ。頭もいいし、イケメンだし。羨ましい。」なんてことをいっつも口にしていました。

その時は調子に乗って「まあね。」なんて気取って返していたけど、違うんだ。

全く逆なんだ。「俺はお前のこと心から尊敬してるし、一生かけてもかなわない。お前が友達でいてくれてよかった。心から愛してるよ、ありがとう。」

 

 

 

大切な人との別れがいつ来るか。どんな形で来るかなんてわからない。

だから、これを読んでくれた人。ぼくはまだまだ影響力なんてないですけど、いつも通りがいつ終わるかなんてわからないんです。

大切な人との向き合い方を見直してみてください。よろしくお願いします。

 

 

 

そして、今までありがとう、一生の友よ。