十角館の殺人
こんばんは
昼間はこんなんで台風なんか来るのか?と思っていたのですが、
夜になったら突然ですね…ヒロです。
今日は書評をしたいと思います。
タイトルの通り、『十角館の殺人』 綾辻行人著
この作品は1991年に書かれ2017年に新装改訂されたばかりなので
知っているという方も多いかと思います。
僕自身も前々から読んでみたいと思いつつ、今に至ってしまいました…
- あらすじ
- 登場人物
- ネタバレ注意のあらすじ
- レビュー
どうしてもミステリーは話をするうえでネタバレ不可避なので、途中まで読んで実際にこの本を読んでみたくなったら、この記事を最後まで読むことはお勧めしません。
舞台は大分県にある無人島。
地元の大学のミステリー研究会に所属する7人がその島で1週間生活することになります。
その島にはかつてそこに住んでいたもの好きな建築家が建てた10角形をした館と燃え落ちた離れがあるのみ。
7人は海外ミステリー作家の名前からとられたあだ名で呼ばれています。
エラリイ、ルルウ、カー、ポウ、オルツィ、アガサ、ヴァン
どことなくアガサクリスティの『そして誰もいなくなった』
を連想させるような物語の進行
ホールの机の上に置かれた7枚の札。
犯人、探偵、1~5の被害者
無人島での話に同時に沿うように進行する本島での、謎解き
元研究会メンバーの江南(かわみなみ)
研究会メンバーではあるが無人島には行っていない、守須
十角館の所有者の弟、中村紅次郎
紅次郎の友人で、謎の人物、島田
彼らのもとに届いた、一通の手紙。
無人島と本島を行き来する物語の進行が
終焉のどんでん返しに結び付く。
「最後の一行が背筋を凍らす」そんな一言がぴったりの一冊です。
この先はネタバレを含んでしまうので
次の記事に書きたいと思います。
それでは台風にはお気を付けください。
おやすみなさい^^