『ブラックペアン 1988』読んでみた。
おはようございます。
昨日は一日何も予定がない久しぶりの休日でした。のんびりと過ごしました、ヒロです。
今日は初めてかな?
書評をしたいと思います!
読んだ本は題の通り、海堂尊さんの『ブラックペアン 1988』
今、日曜日のドラマで二宮和也さん主演で実写化もされていたので、興味津々読んでみました。
読んで思ったことはドラマではだいぶリメイクされているんだなということです。
①主人公
原作では世良先生。(竹内涼真くん)
ドラマでは渡海先生。(二宮和也さん)
世良先生のイメージはどちらとも共通で優秀な外科医1年生という感じでした!
ところが渡海先生のイメージはだいぶ相違がありました。
ドラマでは、ご存知の方も多いように
「邪魔だよ!!」
「お前の退職金1000万で助けてやる。」
など、かなり横暴、人間的には最低という風に描かれていますが、
原作では
「世良ちゃん、一緒に六本木行く?」
スナイプを取り出した高階先生に対し
「な、何を!?」
とちょっと人間性がプラスなイメージでした。
②高階先生
ドラマでは、優秀ではあるのですが、最新技術に固執するあまり周りからは白い目で見られることもあり、そして何より手術中に失敗してしまうシーンが何度かありました。
ところが原作ではリーク率0、完璧な先生でした。
なんだか、あのちょっと足りない高階先生のイメージが先についてしまっていたので、イメージの払拭に一苦労…笑
あとは主にあらすじが結構違いますね。
まぁ、長い月日を経ての実写化ということで、その間の医療の進歩ということなのでしょうか。
渡海先生のお父様が退職するきっかけになったペアン置き忘れ事件。
あぁ、そういうことだったのか…と先取りした気分になってしまいました!
ドラマではどんなラストが描かれるのかとても楽しみです。
新装版も出たみたいなので、興味のある方は是非読んでみたらいいのではないでしょうか!
医学に無知な方でも難なく読める。そんな一冊です。
ついでにオススメはバチスタシリーズ。
高階先生が医院長になった後のお話です!